ドメインの取得費用や年間の維持費は?料金の種類や相場も解説

ブログやホームページの運営、メールアドレスの利用には、サーバーはもちろん、ドメインの利用料金も必要です。
「インターネット上の住所」とも言われるドメインは、新たに取得するときや、継続利用するときに費用がかかります。
ドメインを初めて利用する場合、「ドメイン利用にどんな費用がかかるの?」「どのぐらいかかるのかわからない」と不安になりますよね。
この記事では、ドメインの利用に必要な費用を、まとめて分かりやすく解説していきます。
さらに、ドメインがずっと無料で使えるお得な方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてください!
ドメインとは?
ドメインの利用にかかる費用を説明するまえに、「ドメインとは何か」をおさらいしておきましょう。
ドメインとは、インターネット上での「住所」を表す文字列のこと。
多くはウェブサイトのURLやメールアドレスなどに利用されます。


ブログやホームページ、メールアドレスの利用などに使うドメインを取得するなら、「独自ドメイン」がおすすめです。
「独自ドメイン」とは、所有者が決めた任意の文字列で登録された、所有者自身のために利用する有料のドメインのこと。
費用はかかりますが、独自ドメインにはメリットがたくさんあります。
- ブランドやサイトへの信頼感が高まる
- サイトやメールのアドレスを変えずに運用できる(資産になる)
- SEO評価やリンクが蓄積される(資産価値が高まる)
- 専用のメールアドレスがもてる
- 迷惑メール判定されにくくなる
一方で、ドメインには、複数人で利用する「共有ドメイン」もあります。
「共有ドメイン」は、利用するウェブサービスなどで提供されることが多く、無料で利用できます。
ただ、提供者が決めた文字列が入っていたり、サービス利用が終了すれば使えなくなってしまったりするデメリットもあります。
ごく短期間だけの利用や、趣味的な利用でなければ、「独自ドメイン」の取得をおすすめします。
この記事では、「独自ドメイン」の利用にかかる費用を説明していきます。
「ドメインってどんなもの?」という方は、以下の記事を参考にしてみてください。
ドメイン費用とは?種類と料金相場
ドメインの費用とは、独自ドメインを取得・維持するために支払う料金のことです。
ドメインにかかる主な費用は、以下の3つです。
いずれの費用も、ドメイン取得サービスによって料金が異なるので、いくつかのサービスを比較してみることをおすすめします。
ここでは、「.com」「.net」「.jp」といった有名ドメインについて、おおよその相場もご紹介します。
新規取得費用
新規取得費用とは、ドメインを取得するときにかかる費用のこと。
新規取得費用を支払い、取得・登録手続きが完了したあとに、希望したドメイン名が利用できます。
また、費用には取得から1年間の利用料金を含んでいます。

ドメインの種類によっては、料金を支払ったあとに、あらためて取得申請をしてから利用が可能になるものもあります。
国内の主要なドメイン取得サービスを確認したところ、新規取得費用のおおよその相場は以下程度でした。
ドメインの種類 | おおよその料金相場 |
---|---|
.com | 1円~3800円ほど (平均1950円程度) |
.net | 1円~3800円ほど (平均2200円程度) |
(ローマ字).jp | 350円~6300円ほど (平均3000円程度) |
.co.jp | 4000円~9800円ほど (平均5000円程度) |
「.com」「.net」だと2000円ほど、「.jp」「.co.jp」だとで3000円~5000円ほどかかります。
サービスごとに金額が全く異なることがありますので、よく確認しておきましょう。
当サービス「XServerドメイン」の価格は以下のとおりです。
ドメインの種類 | 新規取得費用(XServerドメイン) |
---|---|
.com | 1円 |
.net | 1円 |
(ローマ字).jp | 350円 |
.co.jp | 4136円 |
更新費用
更新費用とは、ドメインの利用を維持するために必要な費用のこと。
ドメインの使用権(契約)を維持・延長するために支払う費用を指します。

更新費用をドメインの利用期限日までに支払わないと、ドメインが失効してしまい、利用できなくなってしまいます。
継続してドメインを利用したい場合は、定期的に更新費用の支払いが必要です。
国内の主要なドメイン取得サービスを確認したところ、更新費用のおおよその相場は以下程度でした。
ドメインの種類 | おおよその料金相場(1年) |
---|---|
.com | 1400円~5400円ほど (平均2600円程度) |
.net | 1600円~5600円ほど (平均2800円程度) |
(ローマ字).jp | 2600円~6800円ほど (平均3700円程度) |
.co.jp | 3900円~9800円ほど (平均5600円程度) |
新規取得費用ほど極端ではありませんが、サービスによってそれなりに幅があります。
「.com」「.net」で1500円~3000円ほど、「.jp」「.co.jp」だと3000円~6000円ほどかかります。
当サービス「XServerドメイン」の価格は以下のとおりです。
ドメインの種類 | 更新費用(XServerドメイン) |
---|---|
.com | 1602円 |
.net | 1878円 |
(ローマ字).jp | 3102円 |
.co.jp | 4136円 |
ドメイン取得時は新規取得費用に目が向きがちですが、長く利用すればするほど支払う総額が膨らむのは更新費用です。
ドメインの費用はウェブサイトやメールアドレスを運用し続ける間は、継続して必要なもの。
新規取得費用だけに注目するのではなく、長く利用する前提で費用を試算してみることをおすすめします。
移管費用
移管費用とは、ドメインの管理会社を変更するときに必要な費用のことです。
現在ドメインを契約している管理会社から、ほかの管理会社へドメインの契約を移すときに、支払う必要があります。

なお、多くの場合、移管費用には1年分の利用料金も含まれており、移管時にはドメインの利用期限が1年延長されます。
国内の主要なドメイン取得サービスを確認したところ、移管費用のおおよその相場は以下程度でした。
ドメインの種類 | おおよその料金相場 |
---|---|
.com | 1000円~3800円ほど (平均2350円程度) |
.net | 1000円~3800円ほど (平均2500円程度) |
(ローマ字).jp | 2200円~5600円ほど (平均3400円程度) |
.co.jp | 4000円~9800円ほど (平均4600円程度) |
人気ドメインの場合、0円や1円といった非常に安い料金で移管できることもあります。
ただ、長く使う場合は更新費用のほうが大事です。
移管費用の安さにすぐ飛びつかず、更新費用もあらかじめ確認しておきましょう。
当サービス「XServerドメイン」の価格は以下のとおりです。
ドメインの種類 | 移管費用(XServerドメイン) |
---|---|
.com | 1602円 |
.net | 1878円 |
(ローマ字).jp | 3102円 |
.co.jp | 4136円 |
なお、管理会社によって、取り扱っているドメインの種類が異なり、取り扱いがなければ移管ができない場合もあります。
自分のドメインが移管できるのか、あらかじめ移管先の管理会社に確認しておきましょう。

年間のドメイン維持費用は2000円ぐらいから
ドメインの維持費用は、年間で2000円程度と捉えておけばよいでしょう。
先に示したとおり、ドメインの利用料金は、サービスやトップレベルドメインによって大きく異なります。
とはいえ、上で紹介した「.com」「.net」など、お手頃なドメインの相場ならば、おおよそ年間2000円(月額にして166円程度)で運用可能です。
継続的な費用が必要ではあるものの、独自ドメインのメリットの多さを考えれば安いものです。
必要経費として捉えておきましょう。
ドメイン費用を抑えるポイント3つ
ここまではドメインにかかる費用を紹介してきましたが、かかる費用はなるべく抑えたいものですよね。
ドメインにかかる費用を抑えるポイントは主に以下の3つです。
これからレンタルサーバーの契約も予定されているのであれば、「1. レンタルサーバーの無料ドメイン特典を活用する」がもっともおすすめです。
ドメイン費用を完全無料にできます。
それ以外の場合でも、なるべく安いサービスを選んだり、安くなるタイミングに手続きすることで費用を抑えられます。
それでは、それぞれ解説していきます。
1. レンタルサーバーの無料ドメイン特典を活用する(おすすめ!)
これからウェブサイトやメールアドレスの運用を始める方は、「レンタルサーバーの無料ドメイン特典を活用する」のがおすすめです。
レンタルサーバーによっては、契約の特典として、ドメインを無料で提供してくれるサービスがあります。

サーバーを解約すると特典も終了する点は注意が必要ですが、取得費用はもちろん、更新費用もずっと無料になるので非常にお得です。
レンタルサーバーの契約も検討している方はぜひ利用してみてください。
当社が提供するレンタルサーバーでも、ご契約中は独自ドメインが永久無料になる特典を提供しています。
もしよろしければ、ご利用をご検討ください!
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『Xserverビジネス』なら、全プランで「.co.jp」ドメインも無料特典の対象なので、企業サイトでもドメイン費用を節約できます。
実際の利用手順など、くわしいことは以下の記事でも紹介していますので、参考にしてみてください。
2. キャンペーンやクーポンを活用する
ドメイン取得サービスでは、取得費用や移管費用がお得になるキャンペーンや、割引クーポンの配布などをよく実施しています。

うまく利用できればドメイン費用を抑えられるので、お申し込みの前にドメイン取得サービスのウェブサイトをチェックしてみてください。
キャンペーンによっては半額以下などといった驚くような料金で利用できる場合もあります。
『XServerドメイン』でも、お得な価格でドメインの取得や移管ができるキャンペーンを実施していることがあります。

価格一覧にも反映されているので、ご利用時にはぜひ確認してみてください。
3. 更新費用の安いドメイン会社を利用する
長く使いつづけるドメインの費用を抑えるなら更新費用を抑えましょう。
取得費用や移管費用は大きく割引されることが多く、公式サイトでも強く訴求されることが多いため、更新費用を見逃しがちです。

新たに取得する場合は、複数のサービスを確認して更新費用を確認してから申し込むのがおすすめです。
すでにドメインをお持ちの場合は、より安いサービスにドメインを移管するのがおすすめ。
より更新費用の安い会社へ移管できれば、ドメインにかかる費用を抑えられます。
移管時もキャンペーンやクーポンが活用できる可能性があるので要チェックです。
法人などで複数ドメインを管理する場合はとくに、更新費用の安いサービスへの移管効果が大きくなります。
ドメイン移管については、以下の記事でくわしく解説しています。

ドメイン費用の支払いについての基礎知識
ここでは、ドメイン費用の支払いについて解説していきます。
また、意図せずドメインが失効してしまったときの対処法も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
ドメイン費用の支払い先はどこ?
ドメインの費用は、ドメインを契約している管理会社に支払う必要があります。
複数のサービスを利用している場合は間違えないようにしましょう。
ただし、ドメインを移管する時は、「移管元」ではなく、「移管先」の管理会社に支払う必要があるので注意してください。
そのほか、「サーバー契約を更新したのにドメインが失効してしまった……」というトラブルも少なくありません。
サーバーとドメインは異なる契約です。
サーバーとドメインを別々の会社と契約していたり、複数の契約がある場合は、更新する契約や支払い先に誤りがないようにしてください。
支払いのタイミングはいつ?
ドメイン費用は主に 「新規取得時」と「毎年の更新時」に支払います。
ドメインの契約は年単位のため、支払いも年単位です。
まず、取得時に初年度1年分を支払い、以降は年ごとの有効期限日までに更新費用を支払うというのが一般的です。
なお、サービスによっては、複数年分の費用をまとめて支払うことも可能です。
ただ、まとめて複数年の契約をした場合はとくに、先のことだと油断して、更新のタイミングを忘れがちです。
多くの管理会社では、事前に更新に関する案内メールを送っているはずなので見落とさないようにしましょう。
『XServerドメイン』では、ご利用期限日の【1ヶ月前】【2ヶ月前】【3ヶ月前】それぞれに更新に関する通知をしています。
契約の自動更新が設定できる場合は、ぜひ活用しましょう。失効の心配がなく安心です。
ドメインが失効してしまったら?
ドメインの失効に気づいたら、ただちに契約している管理会社へ連絡し、更新手続きができるかどうかと、手数料を確認しましょう。
利用期限日を超過してすぐの場合は、通常の更新費用のみで復旧できる場合があります。
ただ、さらに時間が経過した場合などは、高額な復旧手数料が必要になることもあります。
最悪の場合、復旧できないケースもありますのでご注意ください。
いずれにせよ、利用期限を超過したり、ドメインが失効してしまったりした場合は、速やかにドメインの管理会社に相談することをおすすめします。
なお、『XServerドメイン』では自動更新設定が可能ですので、ぜひご活用ください。
ドメインの失効トラブルを回避できるので便利です。
とくに企業用ドメインはメールやウェブサイトの停止が、ビジネス上の大きな損失に直結するため、自動更新+クレジットカードの有効期限チェックを習慣化しておきましょう。
まとめ:費用を正しく理解してドメインを契約しよう!
今回は、ドメインを利用するときにかかる費用について全般的に解説しました。
要点をまとめると以下のとおりです。
- ウェブサイトやメールアドレスを利用するには、サーバーとドメインに費用がかかる
- ドメインの契約は年単位で、「新規取得」時のほか、年ごとの「更新」時にも費用が必要
- ドメインの管理会社を変更する「移管」時にも費用が必要
- ドメインは種類(トップレベルドメイン)によって料金が大きく異なる
- ドメインの新規取得時と更新時では料金が大きく異なることがあり注意が必要
- 費用を抑えたいなら、レンタルサーバーが提供するドメイン無料特典の利用がおすすめ
ドメインは、サーバーと同様に、ウェブサイトやメールアドレスを利用しつづける限りは、契約を更新しつづけなければいけません。
そのため、信頼できる管理会社を見つけることも、とても重要です。
よくご検討のうえ、自分に合ったドメインを見つけてください!
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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