ドメインの変更による「メールアドレス移行」の方法!手順と注意点を解説
会社名やブランド名の変更をはじめ、さまざまな理由によって、今使っているドメインの変更が必要になることがあります。
ドメインを変更すると、ウェブサイトのアドレス(URL)だけでなく、メールアドレスも変えなければなりません。
しかし、いざメールアドレスを変えるとなると「何をすればいいの?」「今までのメールアドレスはどうするの?」など不安になりますよね。
この記事では、ドメインの変更によるメールアドレス移行の手順や必要な設定を解説します。
また、ドメインの変更と一緒にサーバーを移転するケースについても補足しているので、あわせて参考にしてください。
メールアドレス(ドメイン)は変えずにサーバーのみ変更する場合については、以下の記事でくわしく解説しています。
ドメインの変更による「メールアドレスの移行」とは?
社名やブランド名の刷新などによるドメインの変更にともない、これまで使っていたメールアドレスを変えることを「メールアドレス移行」と言います。
そもそもメールアドレスには「●●●.com」や「●●●.jp」などのドメインが含まれていますが、一度取得したドメインはあとから変更できません。
そのため、ドメインを変更する場合は、新しく取得したドメインでメールアドレスを作成し、運用をそちらへ移行する必要があるのです。

この記事では、こうしたドメイン変更に伴うメールアドレス移行の手順や設定方法について解説します。
事前に新しいドメインの取得が必要
移行作業に入る前に、新しいメールアドレスで利用するドメインを取得しておきましょう。
ドメインの取得手順は、以下のとおりです。
- 希望するドメインが取得可能か、ドメイン検索フォームで確認する
- 各種サービスからドメインの取得申請をする
- ドメイン管理サービスから取得する場合:
ドメイン取得サービスの公式サイトから申し込む - サーバーの特典を利用する場合:
各サーバーのアカウント管理画面(契約管理ページ)から特典の申請を行う
- ドメイン管理サービスから取得する場合:
- アカウント登録と料金のお支払いを行い、申し込みを完了する
- 料金支払い反映後、ドメインの取得が完了
なお、取得したドメイン名はあとから変更できないため、事前によく検討しましょう。
ドメイン変更とあわせてサーバー移転も行う場合は、サーバー契約に伴う「ドメイン無料特典」の利用をおすすめします。
この特典は、レンタルサーバー契約している限り無料で独自ドメインを利用できるため、非常にお得です。
くわしくは、次の「ドメインの変更と一緒にサーバーも移転する場合」で解説しています。
ドメイン取得のポイントや手順の詳細は、以下の記事で解説しているので、参考にしてください。
ドメインの変更と一緒にサーバーも移転する場合
ドメイン変更と一緒にサーバーも移転して、メールの運用環境を丸ごと変えるケースもあります。
この場合も、基本的な移行手順は、ドメインのみ変更するケースと同様です。

移行の準備には、新しいドメインの取得に加えて、サーバーの契約が必要です。
なお、サーバーとドメインは、「独自ドメイン永久無料特典」を提供しているサービスでまとめて契約するのがおすすめです。この特典では、レンタルサーバーを契約している限り、ずっと無料でドメインを利用できます。
当社が提供する『エックスサーバー』や『XServerビジネス』でも、「独自ドメイン永久無料特典」を提供しています。
移転先のサーバーがまだ決まっていない方は、ぜひご利用をご検討ください。
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以下の記事では、サーバーとドメインをセットで契約するメリットについて解説していますので、参照してみてください。
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メールアドレス移行を進めるときの注意点
移行作業を進めるうえで注意したいのが、「ドメインやサーバーの期限切れによるサービスの停止」です。
メールに利用しているドメインやサーバーは、契約期間を過ぎると自動的に機能が停止してしまいます。
もし、移行作業中にどちらかの契約期間が切れてしまった場合、メールの送受信ができない状態になってしまうのです。
とくに、仕事用のメール機能が停止すると、重要な問い合わせや至急の依頼などに対応できなくなるおそれがあります。
大きな機会損失を招くだけでなく、ビジネス上の信頼を損なう要因にもなりかねません。
また、メールアドレスの移行作業は、単に移行先でメールが送受信できる状態になっただけで終わりではないため、移行に伴う以下の作業や対応にかかる期間を、あらかじめ考慮した計画が必要です。
- 新旧環境の並行運用期間:
メールが新しい環境に正しく届いているか、設定漏れがないかなどを判断するために、新旧両方の環境を確認し続ける「様子見」の期間が必要です。 - トラブル対応用の予備期間:
想定外のトラブルが起きた場合の対応にかかる時間を余分に見込んでおきましょう。 - 社内外の調整期間:
関係者へのアドレス変更周知や、各種サービスの通知先アドレス変更など、外部との調整や手続きにかかる時間を確保する必要があります。
以上の期間を考慮し、移行元のドメインやサーバーの契約期間をチェックしたうえで、 余裕をもった日程で作業を進めるようにしましょう。
とくにビジネスなど、漏れのない慎重な対応が求められる場合は、契約期間の更新の検討もおすすめします。
メールアドレス移行の手順
ここからは、メールアドレス移行の手順を解説します。
当記事で紹介する手順は、『エックスサーバー(XServerビジネス)』と『XServerドメイン』の利用を想定した内容です。
『エックスサーバー』の画面を例に進めますが、『XServerビジネス』でも同じ流れです。
各手順のなかで、必要な設定や確認事項をあわせて解説します。
内容を確認しながら、実際の作業を進めてください。
1. サーバーにドメインを追加する
まずはメールを運用するサーバー側で、新しく取得したドメインを利用できる状態にする設定を行います。
ドメインのみ変更する場合は「現在利用しているサーバー」、サーバー移転も伴う場合は「新しく契約したサーバー」の管理画面へログインし、利用するドメインを追加しましょう。
『エックスサーバー』でのドメイン追加手順は、以下のとおりです。
『エックスサーバー』の管理画面にログインします。

ドメインを設定するサーバーIDの行にあるサーバー管理を選択します。

サーバーパネル(サーバーの管理画面)で、ドメイン設定を選択します。

ドメインを追加ボタンをクリックし、設定する独自ドメイン名を入力します。
チェック類はそのままで問題ありません。
メモも任意で入力してください。
入力し終えたら、追加するをクリックします。

以上で、サーバーへのドメイン設定は完了です。
ドメイン一覧で、設定状況が「反映待ち」から「正常」に変われば利用可能です。

しかし、設定が異なっていると正しく移行できないため、念のため移行先のサーバー情報と間違いがないかを確認しておきましょう。
もし別のサーバー情報になっている場合は、移行先のサーバーが指定するネームサーバー情報に変更が必要です。
『XServerドメイン』でのネームサーバーの確認・設定方法は、以下のマニュアルを参考にしてください。
2. メールアドレスを作成する
次に、新しいドメインでメールアドレスを作成します。
メールアドレスは、レンタルサーバーの管理画面から作成可能です。
なお、メールアカウント(@の前)は、移行前と同じ文字列で作成することを想定して解説します。
『エックスサーバー』での手順は以下のとおりです。
サーバーパネルのトップ画面で、メールアカウント設定を選択します。

メールアカウントを追加をクリックします。

以下の内容を参考にメールアカウントの情報を入力し、追加するをクリックしましょう。
- メールアカウント
メールアドレスの@の前の文字列を入力します。
今回は、移行前と同じ文字列を設定しましょう。
@より後ろは、手順1で追加したドメインを選択してください。 - パスワード
任意のパスワードを設定します。
「パスワード生成」ボタンを押すと自動生成できます。
あとに解説する「メールソフトの設定」でも使用するため、忘れないようにしておきましょう。 - 容量
メールボックスの容量です。
任意の値に設定可能ですが、よく分からないという方は変更しなくても問題ありません。 - コメント
管理用に任意でコメントを追加できます。
メールアドレスの利用者や用途などを記載すると、分かりやすいでしょう。

作成したメールアドレスは「メールアカウント一覧」の画面にて、確認や管理ができます。
不要なアドレスの削除、パスワードの変更、転送設定などが可能です。
作成した新しいメールアドレスは、この時点で利用可能です。
サーバーが提供している「WEBメール」のサービスを使って、作成したメールアドレスで送受信ができるかテストを行ってください。
3. メールソフトに新しい受信設定を追加する
ご利用のメールソフトに、新しいメールアドレスの情報を追加設定しましょう。
この設定により、新しいメールアドレスに届いたメールが、メールソフト上でも確認できるようになります。
なお、移行前のメールアドレス情報はそのまま残しておきましょう。
旧メールアドレスやサーバーの情報を削除・上書きすると、移行前のメールアドレスで送受信ができなくなるなどのおそれがあるため、注意してください。
メールアドレスの設定方法は、メールソフトによって異なります。
『エックスサーバー』のマニュアルや『XServerビジネス』のマニュアルにて、設定方法を詳しく解説しているので、ご利用のメールソフトにあわせて設定を行ってください。
一般的な内容なので、サービスマニュアル以外にも、ネット上にある情報を参考に設定してもOKです。
メールソフトの受信方式は、「複数の端末でメールを同期できるIMAP」と、「1台の端末にメールをダウンロードするPOP」の2種類があります。
現在、セキュリティや複数デバイスによる同期の観点から「IMAP接続」が主流です。
移行前にPOPをご利用の場合は、この機会に「IMAP」への切り替えをおすすめします。
4. メールの転送設定をする
変更前のメールアドレスに届いたメールを新しい環境でも確認するために、メールの転送設定をしましょう。
メールの転送設定は、現在利用しているサーバー上で「移行前のメールアドレス」に対して行います。
サーバー移転を伴う場合も、移行前のサーバーで設定してください。
『エックスサーバー』での転送手順は、以下のとおりです。
サーバーパネルのトップ画面で、メールアカウント設定を選択します。

転送設定を行うメールアドレスの行にある、転送をクリックして入力画面を開きます。
受信メールのチェックは、「メールボックスに残す」のままで問題ありません。
「転送先アドレス」に移行後のメールアドレスを入力し、設定するをクリックします。

メールの転送設定が終わったら、移行前のアドレスにテストメールを送信し、正しく転送されることを確認してください。
上記の確認をもって、移行に関する設定は完了です。
これ以降に受信するメールも新しいメールアドレスに転送されているか、念のため確認してください。
また、状況に応じて、以下の作業も進めましょう。
- ウェブサイトも新しいドメイン名に変更する場合
移行前後のウェブサイトが問題なく表示されることを確認後、旧URLへのアクセスを新URLへ自動的に転送(リダイレクト)する設定を忘れずに行いましょう。 - サーバー移転を伴う場合
過去のメールデータをバックアップする作業が必要なケースがあります。
次の「6. メールデータをバックアップする」を確認し、必要に応じて作業を進めてください。
5. メールアドレス変更の周知や情報の更新をする
今後、移行先の新メールアドレスを利用していくために、関係者への周知や各種情報の更新を行いましょう。
メールアドレス変更の周知や更新が必要な例は、以下のとおりです。
- 関係者や取引先への連絡
- メールの署名や印刷物(名刺など)の変更
- 各種サービスやシステム登録情報などの変更
上記の例以外にも、旧メールアドレスを登録・利用しているサービスやシステムを確認し、順次変更を行いましょう。
新メールアドレスの周知には時間がかかるため、引き続き旧メールアドレスへメールが届く可能性があります。
受信メールの取りこぼしがないよう、旧メールアドレスの維持と転送設定はできる限り継続するのがおすすめです。
6. メールデータをバックアップする(※サーバー移転を伴う場合)
サーバー移転を伴い、かつIMAP接続によりメールを運用していた場合は、旧サーバー上にあるメールデータをバックアップしておきましょう。
「IMAP接続」は、メールソフトを開くたびにサーバー上のデータを読み込んで表示する受信方式です。
そのため、接続先である旧サーバーを解約・停止すると、それまで閲覧できていた過去のメールが消えてしまいます。
POP接続は、サーバーからメールデータを都度ダウンロードする受信方式。
データはデバイス上(パソコンなど)に残っているため、バックアップしなくても引き続き過去メールの閲覧が可能です。
なお、セキュリティや複数デバイスによる同期の観点から、現在は「IMAP接続」が主流です。
この機会に「IMAP」への切り替えをおすすめします。
あとから過去のメールを見返したくなったときに困らないよう、データを確認できる状態にしておきましょう。
なお、当社の『エックスサーバー』を含め、レンタルサーバーサービスでは、メールデータを移行するための機能を提供していないことも少なくありません。
そのため、今回はメールソフトの機能を利用し、旧サーバー上のメールデータをバックアップして確認する方法を紹介します。
ご利用のメールソフトによって方法が異なるため、ここでは主要メールソフトの一つ「Outlook」を使った手順を解説します。
Gmailには、保存したデータ(ファイル)を読み込むための機能が備わっていません(※2026年1月時点)。
そのため、OutlookでGmailアカウントに接続したうえで、これから紹介する「Outlookの手順」でデータの保存・読み込みを行う方法をおすすめします。
また、その他にもさまざまな方法があるため、「Gmail バックアップ」などで検索し、ご自身のやりやすい方法で進めても問題ありません。
その他のメールソフトをご利用の場合は、公式マニュアルや「[メールソフト名] バックアップ」などで検索して、やり方を確認してください。
Outlookでメールをバックアップする方法
Outlook(デスクトップ版)では、旧サーバーに接続したうえでメールデータのエクスポート・インポートを行うことにより、バックアップが可能です。
なお、「新しいOutlook」では、エクスポート機能を有効にするために「Microsoft 365(有料)」のアカウントでログインする必要があります。
また、エクスポートしたデータ(.pstファイル)のインポートにも対応していません(※2026年1月時点)。
そのため、「従来のOutlook」に切り替えて進めてください。
「ファイル」 > 「開いてエクスポート」> 「インポート」の順に選択し、「従来のOutlookからインポート」をクリックすれば切り替え可能です。
- Outlookを開き、メニューの「ファイル」 > 「開く/エクスポート」> 「インポート/エクスポート」の順に選択します。
- 「ファイルにエクスポート」>「Outlook データ ファイル (.pst)」 を選択します。
- バックアップしたいファイルや任意の保存先などを選択して進めれば、データのエクスポート(.pstファイルの作成)が可能です。
詳しくは、以下を参考に進めてください。
エクスポートした.pstファイルは、同じくOutlook上でインポートして確認できます。
- Outlookを開き、メニューの「ファイル」 > 「開く/エクスポート」> 「インポート/エクスポート」の順に選択します。
- 「他のプログラムまたはファイルからのインポート」>「Outlook データ ファイル (.pst)」を選択します。
- インポートするファイルやインポート先のフォルダ(またはアカウント)を選択して進めれば、データが読み込まれます。
詳しくは、以下を参考に進めてください。
メールアドレス移行に関するよくある質問
ここからは、メールアドレス移行に関するよくある質問と回答を紹介します。
ドメインの移管とメールアドレスの移行を同時に行ってもよいですか?
ドメイン移管とメールアドレスの移行は、同時に行わず、時期をずらして別々に行うことをおすすめします。
そもそも移管とは、ドメインの管理会社を変える手続きであり、メールアドレスの移行とは別の手続きです。
ドメインの移管とメールアドレスの移行を一緒に行うと、作業や手順が増えて複雑になり、設定ミスによるメール機能の停止などを引き起こすリスクが高まります。
また、トラブルの原因の切り分けも難しくなり、解決に時間がかかります。
したがって、両方の手続きが必要な場合は、まずメールアドレスの移行を完了させ、運用が安定してからドメインの移管手続きを進めるのがおすすめです。
ドメイン移管について、詳しくは以下の記事を参考にしてください。
特典で取得したドメインを移管する場合には、以下の点にご留意ください。
- 移管する場合には、特典の解除が必要なケースがほとんどです。
また、特典を解除すると、ドメインの更新料などの費用が発生します。 - サービスによっては、サーバーを解約しなければ特典の解除ができない場合があります。
特典ドメインの取り扱いには各社独自のルールがあるため、公式サイトやマニュアルを事前にチェックしておきましょう。
旧サーバーはいつ解約すればよいですか?
サーバー移転を伴う場合、旧サーバーの解約は、新しい環境への移行が完了し、運用が安定したことを確認できたあとに行いましょう。
なお、移行完了とは、旧メールアドレスにメールが一切届かなくなる状態を指します。
もし移行完了前に旧サーバーを解約してしまうと、以下のようなリスクが生じるおそれがあります。
- 旧サーバー上の転送設定が無効になり、旧メールアドレス宛のメールが届かない
- 移行中のトラブル発生時に元の環境に戻せず、メール機能が停止してしまう
新しい環境ですべてのメールが漏れなく届き、これまで通り運用できるようになるには、ある程度の期間がかかります。
旧サーバーの解約によるリスクをできる限り減らすために、新旧両方のサーバーが稼働している期間をできる限り長く確保するのがおすすめです。
なお、サーバー解約のタイミングは状況によります。
契約の継続には費用もかかるため、予算とのバランスを考慮して慎重に判断しましょう。
ドメイン移管手続きを進めるなかで、サーバー解約をしてしまわないように注意が必要です。
とくに、「ドメイン無料特典」などを利用している場合、移管に先立って、セットで契約している旧サーバーの解約が必要になることがあります。
しかし、移行が不十分なままサーバーを解約すると、前述のとおり、メール不達などのトラブルに繋がるおそれがあるのです。
ドメイン移管は慌てて進める必要はないため、まずは新環境でのメール運用が安定したことを確認し、移行が完了してから着手するようにしましょう。
移行前のドメインはいつまで保持すべきですか?
移行前のドメインは、メールの継続的な受信とセキュリティリスクの回避のために、可能な限り保持するのがおすすめです。
移行作業を完了しても、しばらくの間は旧メールアドレス宛てにメールが届くことが想定されます。
そのメールを取りこぼさないために、旧メールアドレスに利用しているドメインの契約を継続する必要があるのです。
一般的に、メールの転送設定はサーバー側の機能を利用します。そのため、ドメインだけでなく、サーバーの契約もあわせて維持しておきましょう。
加えて、移行が完了したあとでも、ドメインの解約には注意しなければなりません。
契約期限が切れて失効したドメインは、第三者が誰でも取得できる状態になります。
もし、失効したドメインが第三者に取得された場合、ブランドイメージを損なうようなトラブルに発展するおそれがあるのです。
以上のことから、旧メールアドレスの転送を続けるだけでなく、セキュリティの観点からも、旧ドメインはできる限り保持し続けるのが安心です。
IMAP接続の場合、ドメインを解約すると、メールソフトがサーバーに接続できなくなるため、これまで受信した過去のメールも閲覧できなくなります。
サーバー内にデータが残っていたとしても、ドメインが停止した状態では基本的にアクセスできません。そのため、解約を検討されている場合は、必ず事前にメールデータのバックアップを残しておくようにしましょう。
移行前のメールデータを新しいサーバーに移すことはできますか?
メールデータを新旧サーバー間で移行できるかどうかは、ご利用のサーバーサービスが対応した機能を提供しているかどうかによります。
基本的に、別のサーバー間でメールデータを移すには「メールデータの一括保存(エクスポート)」や「他サーバーへの取り込み(インポート)」といった機能が必要です。
しかし、すべてのサービスがこれらの機能を提供しているとは限りません。
そのため、移行前のメールデータを新しいサーバーに移すことは難しい場合が多いでしょう。
なお、メールソフトを利用すれば、移行前のサーバーにあるメールをデバイス上に保存し、確認することは可能です。
やり方はメールソフトによって異なるため、公式マニュアルなどをご確認ください。
Outlookを利用した方法は、当記事の「Outlook(デスクトップ版)でデータをバックアップ・インポートする方法」にて解説しています。
まとめ:新しいメールアドレスとあわせて旧環境の対応も忘れずに
この記事では、ドメイン変更を伴うメールアドレス移行の手順を解説しました。
- ドメインを変更するとメールアドレスの変更(移行)が必要になる
- 旧アドレスから新アドレスへメールを転送することで、受信漏れを防ぐ
- 移行において、メールアドレス変更の周知や情報更新も必要
- ドメインと一緒にサーバーを変更(移転)する場合も、基本的には同様の手順で移行する
- 旧ドメインや旧サーバーは移行中に契約期限が切れないように注意する
- 移行完了後も、旧ドメインや旧サーバーはできるだけ長く保持する
- ドメインの移管は、ドメイン変更やメールアドレスの移行とは別で進めるのがおすすめ
ドメイン変更を伴うメールアドレス移行では、新しい環境の準備だけでなく、旧アドレス宛てのメールを取りこぼさないための作業も重要です。
スムーズにメールアドレス移行を進めるために、ぜひ本記事を参考に作業を進めてみてください。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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